東大阪の畳屋の日常ブログ

今西畳店のおしらせ東大阪の畳屋の日常

3

新調と表替え

畳の話

表替え

畳屋さんにもよりますが、お客様と直接お仕事をする事が多い今西畳店では、「表替え」が8割を占めています。
表替えとは畳の芯、畳屋は床と呼んでいる部分を残して、表のい草と縁を替えることです。これだけでも十分新しい畳の香りと清々しさを味わっていただくことができます。

新調

表替えではなく、一から畳を作ることを新調といいます。
畳床がしっかりしている間は表替えでいいのですが、表面がボコボコしてきたり、柔らかい部分が出てきたりすると、新調をおすすめしています。目安は10年から15年くらいですが、一概には言えないのも畳の面白いところです。

先日も30年前の畳が表替えできるいい状態でした。
逆にまた床がしっかりしているのに「新調を」と言われると、表替えをおすすめしたりもします。
とは言っても、通常お客様が「表替えか新調か」を御判断するのは難しいことです。私達畳屋も実際に畳を見ないとわからないことが多いのです。

しかし新調にすると費用も高いことから、畳床はそのまま使い畳表のみを変えることがよくあります。これを「表替え」と言います。通常畳店に依頼されるお仕事で最も多いのが表替えです。

畳のことで気になることがありましたら、一度お近くの畳屋さんにご相談されることをおすすめします。

RELATED

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP